京都府内にある白内障・網膜硝子体・眼瞼下垂の日帰り手術専門施設
京都府八幡市川口小西9-7
日帰り手術センターの
こだわり
顕微鏡システムProveo8 (Leica社)
ライカ社の最新鋭Proveo8手術顕微鏡を導入しました。
全く新しい工学システムFusion opticsを搭載することで、これまで非常に困難と考えられていた解像度と焦点深度の両立を達成した顕微鏡です。このおかげで術者が見ることができる領域が広がりました。
白内障手術などの前眼部手術においても、網膜剥離手術などの後眼部手術においても高解像度の観察が可能です。
硝子体手術広角観察システム
BIOM(バイオム)®5 (OCULUS社)
硝子体手術広角観察システムである「バイオム®5」は、ライカ独自のシンクロフォーカス機能を搭載されている非接触型の広角観察システムです。このシンクロフォーカス機能によってフロントレンズが角膜へ近づかず、広角フォーカスが合わせが可能に。顕微鏡の動きと連動しているため、眼球と顕微鏡の距離を一定に維持することができ、手術を中断せず眼底を観察できる利点があります。また、より広い視野を確保できることから硝子体手術中の微細な変化も見逃すことなく、より安全で効果的な手術を可能にしてくれます。
OCULUS の高い設計及び製造基準はチタンをはじめとする厳選された素材を採用し、より高い安定性と精度、厳しい滅菌方法に対する優れた耐性を発揮します。
硝子体手術広角観察システム
硝子体手術において、当院では世界最小切開(27G)(直径0.4mm創)を採用しております。
以前主流であった直径1mm創(20G)、最近の主流である直径0.5mm創(25G)に比べ、術後炎症が大幅に軽減されます。
直径が細くなることにより、今までの機器では手術効率(注入、吸引、硝子体の切除等)が格段に落ち、手術時間が延びてしまうことが問題でしたが、安全で高効率のTDCシステムを搭載したEVA®を使用することにより手術効率が飛躍的に向上し、23G、25Gとの差が無い状況です。
さらにLED光源システムを搭載し、術中に光源の色を変えることにより術中の視認性が向上し手術応用の幅広さは現存の機器では世界最高峰。
TDC : Twin Duty-cycle Cutter
低侵襲 網膜硝子体手術(MIVS)
これら新システムの導入は、「術創(手術の傷)の縮小」「手術時間の短縮」「術中術後の合併症のリスク軽減」「早期社会復帰」が実現でき、当院ではすべての患者さまに日帰りでの硝子体手術を実施しています。
白内障手術装置CENTURION® Vision System (アルコン社)
最先端テクノロジーを駆使した「センチュリオン・ビジョンシステム」
CENTURIONの最も進化した特徴は、圧倒的な破砕力とコンピューターに制御された眼圧安定システムの搭載である。これによって、手術の安定性、効率性が大幅に向上。
最先端のテクノロジーを駆使したCENTURIONは、手術中に変化する灌流圧を自動的・継続的にモニタリングして、眼内圧の変動を抑制する業界初のシステムを搭載しています。手術中の眼内圧の変動を抑えることで、手術のリスクを低減し、手術の安全性・安定性・効率性の向上を実現しています。
光学的眼軸測定装置 IOL Master 700® (Carl Zeiss社)
近年、白内障手術で使用される眼内レンズは単焦点、多焦点、トーリックなど多岐にわたり、患者様に最適な眼内レンズ選択するためには検査する器械も高精度であることが極めて重要です。
当院で導入した測定装置はすでに眼科領域において世界で1億を超える眼内レンズ度数計算を行っており、患者様の希望される術後見え方に、非常に高い確率で合わせることができます。
角膜全屈折率を測定できるバージョンアップ
しかし角膜異常眼やレーシック手術眼に対応出来ず、予期せぬ術後見え方の誤差が生じることがあります。以上のバージョンアップによって今まで対応不可だった症例でもより高い精度で白内障術後における見え方の誤差を減らせます。
角膜形状/屈折力解析装置OPD-Scan® III (NIDEK社)
近視・遠視・乱視以外の屈折異常を、高次収差(=不正乱視)と言います。その高次収差の測定を可能にした装置です。
この器械を使用して、非球面レンズを使用するか、球面レンズを使用するかを決定したり、多焦点眼内レンズの適応、乱視矯正眼内レンズの適応及び術後の評価を行います。
質の高い白内障手術を提供するために、必須の器械であると考えております。
プレチョップ法による白内障手術
当院における白内障手術では手術時間が短く、目にかかる負担が少ない、先進の「プレチョップ法」を採用しております。
水晶体の核と呼ばれる硬い部分を割っておくこと(プレチョップ)により、混濁した水晶体を取り除く時間を大幅に短縮でき、
手術によるダメージを抑えることができるのが特徴です。